卒業式の風景

　桜も待ち遠しくなってきた３月、袴は袴でも華やかな袴をはいている人が大勢行き交う時期がやってきました。 なぜなら、卒業式だからです！！

卒業式の開催は松本、長野、伊那、上田の順でした。式を見にいらした先輩方と、幹部一行は、大きな花束を抱えて会場へ向います。そして、「まだかな、まだかなー」と、わくわくしながら、待っていました。
（ちなみにこの際、松本支部は集合時間を早めに設定し過ぎ、待つこと一時間半。待ち時間の長さから、花束を抱え、ポーズを取る者も出ました。）


やがて、式を終えた卒業生が続々と会場から出てき始め、「どこ！？」「あっ、あそこ！」と大騒ぎをしながら各々先輩方を見つけ出したり、また「まだ出てきませんねぇ」と言っている横に先輩が現れたり、と様々ありましたが、とりあえず花束献上に成功。そして、花束を手渡された卒業生達は、次は写真撮影に引っ張りだこでした。

皆カメラの所持には余念がありません。あちらこちらで、にわか写真撮影会が繰り広げられていました。常にカメラは三台ほど向けられ、「こっち撮りまーす☆」の声と共に次々と押されていくシャッター。殆ど芸能人のようでしたが、それ程に、どの卒業生の晴れ姿も輝いていた、ということでしょう。袴、スーツ、振り袖姿等さまざまでしたが、男性陣も女性陣も、本当に、本当に華やかで美しかったです。

とは言うものの、やはり卒業式、皆寂しさは隠し切れません。幹部の中にも、「また絶対来て下さいね」と言いながら泣く者あり、または泣きながらカメラを撮る者あり、はたまた、次の謝恩会へと去っていく卒業生を泣きながら追って行こうとする者（？）あり、とおおわらわでした（というか、かなり収拾がつかない状態でしたが）。
新しい旅立ちをする卒業生の晴れやかな姿を、眩しくもちょっともの寂しい気持ちで見送った一日でした。

卒業生の皆様、ご卒業おめでとうございます。新年度からのご活躍を期待しております。
私たちは、袴は袴でも、強いほうの袴をはいて、新幹部一同頑張っていきますので、どうか見守っていて下さい。
これから一年、新幹部をよろしくお願いします。


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