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狂夏錬
秋も深まり行く昨今、皆様いかがお過ごしであろうか。頭を重くたれる稲穂の上を舞う秋茜、日に日に高さを増す空に、やがて来る冬の訪れを感じ寂寞の情を胸に抱く方も多いのではないだろうか。虫の音を聴きながらすごす秋の夜長に、過ぎ去りし暑い夏の日々に思いをはせてみてはいかがだろうか。
一日目 担当:胃毛皮 一日目は、翌日から教育実習のためこの日しか強化練に参加できないレアキャラ胃毛皮君の稽古だった。口の端に怪しげな笑みを浮かべつつ、本数投げを基本とした地に足のついた稽古だった。実際は、一年生なんて床から足が浮きっぱなしだったけれど。 一日目で音を上げた一年生も多いのではないだろうか。 二日目 担当:ふじポン 正直稽古内容を覚えてない。そんなやついたか?ああ、だめだめの稽古をしたやつだ。 もっとがんばりましょう。 一年生は稽古が楽でよかったね。 三日目 担当:ぺんみ 本人からはゆるゆるほがらか〜なオーラがでていたが、稽古は緩急がありとてもきつかった。30分投げをなくして、代わりに本数投げをしたのだがこれがなかなか。 この日の稽古は幹部からもよかったという声が多かった。この日から、アイスクリームが柑橘系のみになった。 四日目 担当:икра 四日目は支部長の稽古であり、鮭の卵とか、某アニメでばぶーとかいってるお子様の稽古ではない。腕立て伏せがたくさんあって、いい汗をかけた。腕立て伏せをやると腕力がつくかというとそうでもない。どちらかといえば腹筋がつく。私のやり方がわるいのか。それともそういうものなのか。はたまた手のひらを外側に折って行う腕立てでやればいいのか。腕立て伏せの謎は多いがとにかく稽古あとのアイスクリームがおいしかった。ローソンの柑橘系アイスを買い占めてやった。 五日目 担当:よっち この日で道場での稽古は終わり。最後はいよいよ我らが主将の登場。主将らしい硬い稽古。馬蹄形が楽しかった。この日は私も少しだけ馬蹄形をまわったが、ぺんみの岩石は高くて普段見られない世界が見られることがわかった。 六日目 担当:アルプス公園 最終日はアルプス公園で剣杖の稽古である。毎年恒例のアルプス公園までのマラソンを行う。今年の一位は主将だった。ただ、ぶっちぎりすぎだ。後からついてくる一年生が道分からないだろう。と、思ったが遭難者もでなかったのでいいのだろう。 マラソンの後は芝生で一心不乱に剣と杖をふった。怪しげな集団だった。警察に捕まらないのだろうか。虫取りの親子が変な顔をして見ていた。やはり、変な集団なのだろう。 稽古後は、爪さんからいただいたスイカをおいしくいただいた。スイカ嫌いの人用に用意していたパイナップルもおいしくいただいた。 こうして、雨が降ったりやんだりの陰鬱な天気の中強化練は終了した。この陰鬱な天気は合宿中も続き、一日として青空を拝めないなどという事態に陥るのだが、そのことを予想するものはこのときまだ一人もいなかった。 31期 ふじポン
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